【Re: 広範囲の雨漏り。】 by 雨漏りバスター No.217
雨漏りバスターです。建物を特定できないように図にしてみました。
まず、雨漏りが起きやすい部分は、異種取り合い部分です。
たとえば、外壁とサッシとか屋根と外壁とか、別々の部分が重なる部位に問題が起こりやすいのです。
Moriさんのお宅は、昭和20年代の建物を横に継ぎ足しておられ、さらに昭和40年代の建物の上に増築されていますね。つまり時代の異なる3つの構造物が重なっているわけです。(図中の要注意点を参照ください)この部分はそれぞれ雨漏り対策を施した建物同士が重なっていますが、継ぎ目の雨漏り対策をどう納めたか、がポイントです。
まず、昭和20年代建物をA、昭和40年代建物をB、平成建物をCとすると、①AとBが重なる部分、②BとCが重なる部分、③AとBとCが重なる部分ができますね。
一番雨漏り対策が複雑になるのは③のAとBとCが重なる部分です。次に②→①の順で、今回は②のBとCが重なる部分に問題があると思われます。現在胴差になっている部分です。
すでにこの胴差の上下部にシーリング補修をしているようですが、外壁と胴差の隙間が15~20mmくらいあるようですが、なぜこのようにシーリング材を詰めなければならないほど隙間があるのか疑問です。
また、この胴差の上部分は、水受けとなりやすい部分ですし、建物C(二階の外壁)が受けた雨水あるいは、外壁内部に浸入した雨水がこの水切り部分から排出される構造になっていなければなりませんが、そうなっていないのではないでしょうか。次回この部分の断面図をUPします。この部分が一番の原因ではないかと思われます。
また、その他の要注意箇所についても図示していますので、業者さんに確認してみてください。
次に雨漏りの原因調査の手順です。
まず、私が指摘した箇所に原因があるかどうかチェックするために、建物Bの外壁部分はビニル養生で全面ふさぎ、シャワーホースで建物Cの外壁に散水試験を行う方法があります。
これで漏れれば、建物Cの外壁及び胴差上部までの(図中赤枠内)範囲に原因がある=外壁は水を通し、1Fへ漏れてくる ことになりますので、この範囲の補修工事を行えば良いことになります。
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